たとえ、その日が来たとしても…
はじめまして！
はなといいます。
数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。
このブログは、春（はる）ちゃん（母：今は軽い認知症）とウチ（私：はな）の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。
何気ない日々の暮らしに埋もれている「宝石」を見つけられたらなあと思っています。
１．思わずにいられない
春ちゃんは認知症です。
今は本当に軽い症状なので、ナーバスになる必要はないのかもしれませんが…。
それでも、ウチは思わずにいられないことがあります。
それは…、
「いつか来る日」のことです。
２．「いつか来る日」とは？
ウチが思わずにいられない「いつか来る日」とは、
春ちゃんが、
ウチという存在そのものを
忘れ去る日のことです。
すっかりこっきり、春ちゃんの記憶から、ウチの存在がきれいに消え去ってしまう日です。
ウチを見ても「どちらさん？」
と言うかもしれへん日です。
正直な気持ちを言うと、絶対に来て欲しくないです。
出来れば、このままの状態で、春ちゃんとずっと楽しく過ごしたいです。
でもです。
恐らく、この「いつか来る日」は、ウチの切なる願いなど関係なしにやって来るのでしょう…
３．もちろん、理解しているし、覚悟もしてる！
もちろん、いずれ、春ちゃんが、ウチをすっかり忘れてしまう「可能性」があることを
ウチは充分に理解しています。
そして、覚悟もしています（しているつもりです）。
４．そやけど… 多分、ものごっつい寂しくなる…
そやけどです。
このように、前もってどんなに理解していても、どんなに覚悟していても…
「いつか来る日」が現実に来たときには、ウチはひどく打ちひしがれると思うのです。
ものすごく寂しくなって、多分、泣きます。相当に傷つくと思います。
５．なので、「あるもの」を集めることにした！
なので、ウチは、「あるもの」を集めることにしました。
「いつか来る日」が現実に来ても、激しく動揺しないようにするためです。
自分の感情に流されないように予防線を張ることにしました。
６．「あるもの」とは？
ウチが、今、真剣に集めている「あるもの」とは、
春ちゃんが、ウチを覚えてくれている「今この瞬間」です。
春ちゃんとの日々の何気ない暮らしから「一コマ」「一コマ」を切り取って、
今、懸命に集めてます。
必死に集めてます。
楽しかったことだけでなく、つまらなかったこともです。もちろん、つらい瞬間でさえもです。
すべての瞬間を、できるかぎり面白おかしく切り取って、集めています。
８．なぜなら、何を言おうと、宝物だから
なぜなら、誰が何を言おうと、
春ちゃんが、ウチを覚えてくれている「今この瞬間」は、ウチにとって「宝物そのもの」だからです。
９．必ず勇気づけてくれると信じているから
それに、春ちゃんが、ウチを覚えてくれている
「今この瞬間」は、
将来、必ずウチを勇気づけてくれるもの（思い出）になると信じているからです。
将来、ウチがどんなにつらくなっても、春ちゃんと暮らした瞬間を思い出すことで、
- くじけずに生きることができる
- ちゃんと現実を見つめることができる
- 前向きに生きることたできる
- 笑えることができる
と信じているからです。
そして、
ウチを忘れてしまった春ちゃんに、ちゃんと「ウチの笑顔」を届けることができる
と信じているからです。
９．実は、これがきっかけです
実はです。
このブログを始めようと思ったきっかけは、以上の事情からです。
気を抜くと、すぐに気弱になりそうなウチを奮い立たせるために始めました。
春ちゃんとの何気ない日々の暮らしを、さらに面白おかしく綴ることで、自分の気持ちをしっかりと保つように心がけようと思いました。
【1月17日】
— 春（はる）ちゃんの娘 (@haru_daughter) January 17, 2022
この時までは、ご機嫌だった。
せやけど、どんなに辛いことでも後から振り返ったら「いい思い出」になってたりする。
どんな出来事も「後から自分が振り返るためにあるんや」と思うと、深刻にならんで済むんよね。
後から懐かしくなったり、笑えたりするのなら、それでOK やと思う。 pic.twitter.com/QW3bJBnGEr
つらい出来事は「自分が、後から振り返るためにあるのだ」と、今は考えています。
どんなにその時はつらくても、後から振り返ったときに、自分にとって必ずプラスになるものだと考えています。
つらい出来事は、
いずれ自分にとって
いずれ自分にとって
「輝かしい勲章」になると
ホンマに思うのです。
ホンマに思うのです。
このように考えることで、自分に与えらえた「課題」に挑んでいます。
もしもです。
こんなウチに共感してくださる方がおられたら、
「がんばれよ！」
とつぶやいてくださると、めっさ嬉しいです。
ウチの選択した「この道」は、よりいっそう自分にとって正しいものになり、
また、正しいものになるように努力できます。