冷たい「もみじ饅頭」をな、いっぱいに付けたったで!(認知症の母と娘の暮らし)

冷たい「もみじ饅頭」はいかがですか?


今回は、「もみじ饅頭」が登場するお話です。



(・・・って言うか、この頃、なんか「食べ物ばっかし」のような気がします)



そやけど、広島の「もみじ饅頭」は
美味しいですよね。

sweet momiji

ウチ、大好きです。


1.う~~~~ん。この頃ね・・


「もみじ饅頭」は美味しいので、めっちゃ嬉しいのですが、




う~~~ん。


この頃、嬉しくないことが、よう起こりますねん。



春ちゃん(母)ね、


自分勝手なことばかり
するようになりましてん。




他人の迷惑など考えずに(以前は、こんなことなかったのに・・・)、自分の都合だけを考えて行動しちまうんです。



こまったもんやで・・・

Those who are disappointed




大抵のことは見てみんフリをしてます。(これが、悪いんやろうか?)



2.昨夜は看過できひんかった


しっかしです。



「昨夜の事件」だけは、ウチ、看過できひんかったのです。



昨夜のは、ちょっと
ヤバいのとちゃうかいな?

People who have seen it twice

と思ったわけですねん。



3.こっ、これですねん!



実はですね。

春ちゃん、こんなことをしでかしました。


びっくりしました!

一人でお風呂に入りよったんですわ!





えっつ?普通のことですやん。
何が悪いのです?


と、言われそうです。



まあ、確かにそうなんです。

普通は、お風呂は一人で入るものなんです。



そやけどです。


  • おもいっきし骨粗しょう症
  • 腰椎圧迫骨折
  • 変形性股関節症(右)

という「満身創痍の春ちゃん」にとって、一人でお風呂に入ることは、


ものごっついデンジャラスなのです。

Cold sweater


今もなお、お風呂については、春ちゃんは「要介護」なんです。はい。



なので、常日頃から、春ちゃんには「お風呂は危険やから一人で入ったらアカンのやで」と口を酸っぱくして言っとります。



石鹸の泡で、ぬるぬるやねんぞ
こけたらどないするねん。

People slipping in the bath
てな、話しなんです。


そやのに、ウチの言っていることを

春ちゃんは、「全、無視」したわけです。



4.ちなみに「現場報告」はこちらです




事件が起きたのは、昨夜の午後7時過ぎ頃のことです。


なんや、お風呂場の方でゴトゴトと音がしました。


お風呂場の音が騒がしい、騒がしすぎる・・・


ウチは、「一体、何ごとだ?」と覗きにいきました。



そ・・・し・・・た・・・らですよ。


5.なんとまあ!



そこに、「真っ裸の春ちゃん」が立っていたんですわ。



一人でなにしよっと?



ウチは、たずねました(なぜか知らへんけど、急に九州弁)。




春ちゃんは、平然と答えやがった。



お風呂ぉ!




うん、そうやね。春ちゃん
真っ裸やもんね。

Receive calmly

うん。うん。
分かる。分かるで!



って言うか…
ちゃうわ~~~!


そんなん、見たら分かるわい!
ウチをアホにしとんかい?



6.そやけど、とりあえずうながした!



さすがに、ちょっとイラっとしましたが、


なんせ「素っ裸の春ちゃん」なので、

ここは、とりあえず、


一人で入ったら危ないから
ウチが、用意するまで待っとって。



と春ちゃんの肩に手を添えて、


服を着直して、しばらく待つようにうながしましてん。




7.それやのに・・・びっくりしたで!



それやのに、ホンマにびっくりしました。


ちょっと、ほんのちょっとです。

ほんのちょっと、手を肩に添えただけですよ。





ぎゃ~~~~、冷たい!
触らんといて!

ぎえええええええ
ええええええ~!


と、ものごっつい大きな声で叫びますねん。



な、何ごとやねん・・・

Surprised person

どっから、
そんな声が出るねん。

まずは、
そこに、ビックリしたぞ

8.一応、真意を確かめた



あまりもの、大きな声だったもんで、


本当にそうだったら(まあ、冷たいのはそうやろうけどな)ダメです。



そやから、一応、春ちゃんの真意を確かめるために、春ちゃんの目を覗き込みました。



9.ほしたらな、



春ちゃんの目の中に、

ものごっつい「ウチをおちょくっている(挑発している)目」がありましてん。




まあ、こんな目やで・・・

Playful person

めっさ、ふざけとるがな・・・・。



10.ほう、そうか!



そやからです。

ウチは思いましたとも。



おう、そうか!


ウチをおちょっくてるんやな。

分かったわ。


上等やん!



11.一切、聞こえないフリをしたった



ウチは、



春ちゃんの「冷たい!」という言葉なんか、一切聞こえないフリをしたりました。



えっつ、何、言うたん?
ぜんぜん、聞えへんかったわ~~~!


A person who listens carefully

って言うたったわ。


12.で、さらに押し付けたったわ



ほんで、さらにです。


ウチな、


キンキンに冷えた
「ウチの両手」を

さらに、パー!にして



春ちゃんの背中に、あちこちに押し付けたりました。



さっきまで水仕事していた、ウチの「キンキンに冷えた手」ですわ!




これでもか!というくらいに、
ぺったぺったと

容赦なく
押し付けてやりましてん。






これでもくらえ!
あほんだら!

Cold hands



春ちゃんの背中をやね

冷たい「もみじ饅頭」だらけにしたったで。


13.そんなん知らんがな




はな、わざとやなあ!
笑っとうやんかぁああああああ~~!



と、春ちゃんは、お風呂場で叫んどったけど・・・。






そんなん、知らんがな。



春ちゃんが、一人でお風呂に入ろうするのが悪いっ。


ふん。


ちなみに、ウチのところのお風呂場は「ヒーター付き」なので、ご安心ください。



ヒーターをガンガンつけっぱなしの状態での、お話でした。





こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。