朝から、ぎゃー!(認知症の母と娘の暮らし)

朝から、ぎゃー!


Surprised person



皆さん、実は、こんなこともありましてん。

ウチにとっては、めっさ衝撃的な出来事でした。




1.ジタバタ!20分遅れの朝!



ことが起きたのは、今年(2022年)の3月3日「ひな祭りの日」です。


その日は、遠方にある病院へ、春ちゃんを連れて行く日でもありました。




いつも通り(?)朝からバタバタしたもんで、

出発予定時間を20分も過ぎており、ウチはめっさ焦ってました。



2.歩行器を乗せんと、あかんのじゃ!



そやけどです。


出発するには、春ちゃんの「歩行器」を車に乗せなければなりません。


というのは、春ちゃんは、まだまだ「歩行器」がないと長い距離を歩けないからです。



絶対に忘れてはいけない「歩行器」を急いで持ち上げて、


車に乗せようとした


まさに、その瞬間ですわ!


3.うわっ、なんじゃ!



「歩行器」からです。


ぼた、ぼた、ぼた、ぼた。
ばしゃ、じゃー。



と、妙に生温い「謎の液体」が溢れ流れてきたんです。



うわっ、なに、これ!

Surprised person


4.びしょ、びしょやん!



その妙に生温い「謎の液体」は、ウチの手首をつたい、

  • セータ―
  • パンツ
  • スニーカー
  • 足元のアスファルト

に至るまで、あっと言う間に、

ウチを、びっしょ、びっしょにしやがりました。


ほんまに、びしょびしょやねん。


People who are impatient
ウチが、一体、
何したつ~うねん?



5.ちらっと、横を見たらな・・・・



セータ―から靴まで見事にびっしょ、びっしょになった あわれ悲惨なウチ が、


ちらっと、横を見ましたらですよ・・・


そこには、
めっちゃ、ウチを
拝み倒していた
春ちゃんがおりましてん!







6.春ちゃん、かよ?



その、拝み倒しまくっている「春ちゃんの様子」を見て、ウチはすべてを悟りました。



また、
春ちゃん、かよ?

A person who is stunned

春ちゃん、どうやら「水筒(2本)」の蓋をちゃんと閉めてなかったようです。


生温い「謎の液体」の正体は「白湯」でした。

(そやけど、白湯でよかったわ)
(コーヒーやったら、もっと悲惨やったで)



7.もちろん、心の中では・・・



もちろん、心の中では、


うわっ、お母ぁ~ちゃん!
何してんね~~~ん!

Surprised person

と叫びまくっとりました。

(普通は、叫ぶやろ?)


8.春ちゃんの愛


とは、いうもののですよ。


春ちゃんが水筒を持ってきたのは、ウチに「水分をとらせなアカン」と思ってくれたからです。


すべては、春ちゃんの「温かい愛」からの行動なのです。


絶対に、無下にすることはできません。


そやから、ウチは、渾身の力を振り絞り「笑顔」を作りましてん。



顔面ひきつらせてな、

Bitter smile

笑ってやったで。

9.しかし、時間は、とうに過ぎとる



とは言え、もうとっくに「出発の時間」は過ぎとりました。


もはや、ウチには、洋服を着替える時間さえ残されていなかったのです。



3月3日「ひな祭り」の楽しい日にですよ。

ウチは、びっしょびっしょの「セーターとパンツと靴」で、春ちゃんを横に乗せて運転しましてん。


(ほんまに、はじめての経験やった)


ほんまに、嘘みたいな本当の話です。

ほんまに、びっくりしましてん。ウチにとって衝撃的な出来事でした。


(あんな、病院では、一切座られへんかってんで)
(だって、びしょびしょやった、やん?)
(乾いてもな、生乾きやったからな・・・)


そして、ほんまに、ええ思い出です。



という、お話しでした。

お粗末でした。



【最後に、またもや、マジどうでもいい情報】


ちなみに、これが、
3月3日の「おひなさんの日」に
食べた「さくら餅」です。

関西やから「道明寺粉」ですねん。


sweet sakuramochi







こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。