真夜中の「異様な音」の正体を知ったら・・・(続きの続き・第3弾)。(認知症の母と娘の暮らし)


真夜中の「異様な音」の正体を知ったら、恐ろしく・・・(続きの続き)




今までのお話



前回と前々回のお話では、


  1. 真夜中に鳴り響く「異様な音」にビビりまくる
  2. 「異様な音」の正体が、自分の「歯ぎしり」だったと気づき、驚愕する
  3. 焦り、悩み、もがきまくる(ちと、大げさ?)
  4. ストレスを解消するためにいろいろと試みる
  5. すると、あるものが見えてきた
  6. 再び、出発することにした!

という「経緯」をお伝えしました。はい。


詳細を知りたいお方は、こちらをご覧ください。

ご覧くださると、ウチはめちゃくちゃ嬉しいです。はい。



今回のお話



今回は、ウチが、新たに再出発を誓うに至った「見えてきたあるもの」についてのお話です。


1.マインドマップを広げて、見えて来たものとは?



ウチは、春ちゃんとの暮らしの中で感じている「ストレス」を発散するために

  1. ストレスを認める
  2. 自分を自分で抱きしめる
  3. 殴り書きしまくる
  4. マインドマップ(もどき)を作成する

ということを試みました。



4番目の「マインドマップ(もどき)」をどんどん、どんどんと広げていったらですよ。



ホンマに「あるもの」が見えてきたんです!



おや、こんなことが見えてきたぞ!

ええっ! え~~~!
そうなんかいな!
Surprised person
てな、感じです。

2.で、見えてきた「あるもの」とは?



見えてきた「あるもの」とは、これです!


自分の「ストレスの核」
(本当の原因)

でございます。



ウチが、春ちゃんに対して抱くいろいろな「ストレス(嫌な感情)」について



  • どんなときに?
  • どんなこと?
  • 具体的になにが、嫌だった?
  • どうして、嫌だった?
  • 本当は、どのようにして欲しかった?
  • なぜ、そう思った?
  • なぜ、そう思った?
  • なぜ、そう思った?


と、どんどん自問自答しながら、「思いつく原因」をマインドマップをどんどん広げていったらですよ。


どれもこれも行き当たる

「原因」が、同じ!


になってきたんです。


つまりです。つまりなんです。



ウチの「ストレスの核(本当の原因)」というものが、はっきりと見えてきました。はい。



そうなんじゃ。そうなんじゃ。

That's right, the gorilla saying that's right



3.ズバリ言うと・・・



ウチの「ストレスの核(本当の原因)」とは、ズバリ言うとです。



これだったんです。



春ちゃんは、認知症であるはずがない。

ちゃんと出来るのに、わざと「出来ないフリ」をしてるんだ!

ほんで、ウチを困らせようとしているだけだ!


という自分の気持ち(感情)です。



これは、「自分の母親が、認知症を発症している事実」を


あくまでも、認めたくないという「感情そのもの」


でもあります。



そして、この感情が、ウチをどんどん、どんどんと追いつめていき、


「ストレス」をどんどん、どんどんとため込むことになっちまったようです。


4.たしかに、見えたけど・・・・



でもです!


このように、自分の「ストレスの核(本当の原因)」がはっきりと見えてきたのですが、


現実には、「これにて、一件落着!」とはいきませんでした。



ウチは「一件落着」するどころか、ますます途方にくれることになりました。



People who are at a loss


5.なぜなら・・・



なぜならです。


「ストレスの核(本当の原因)」が、はっきりと見えたからと言っても、


「具体的にどうしたらええのか?」が、一向に見えてこなかったからです。



もっと、別の言い方をすれば、


自分の「頭の中」では、理解できても、

自分の「感情の部分」では、全く納得できなかったのです。はい。



自分の「頭の中」では、

「認知症を発症している可能性が高い」


ことを、理解できているのです。

知識として、ちゃんと理解できてます。たしかに・・・。





でもです。


どうしても自分の「感情の部分」では、


「認知症を発症している可能性が高い」



ことを納得することが、どうしてもできないのです。



頭では分かっていても、心が、自分の心が、分かってくれないんです。


ウチは、ものすごく「混乱」しまくってました。


6.外から見えないから




どうして、このように混乱してしまったのかを、ウチ(自分)なりに考えてみました。




すると、次のようなことが、めちゃくちゃ大きいように思えるんです。




つまりです。

「認知症」はですよ、

Elderly with dementia


「身体の外傷」とは違って、

Grandma with a broken bone


「外から目で見ても、分からない!」


ということです。


手足のケガは、

目で見て、直ぐに分かるけど

脳みそのケガは

目で見ても、分からへんのです。





たとえば、「骨折」です。


「骨折」は、
目で見て直ぐに、
大変さが分かるので、

Grandma with a broken bone

「助けてあげなくちゃ!」
とすぐに思えるんです。



けどです。これが「認知症」になると・・・



「認知症」は、
目で見ても直ぐには、
その大変さが分かりません。

People with dementia


むしろ、外見は健康そのものなので、
「認知症」であることすら
すっかり忘れてしまうのです。

なので、急に変なことをされると
「助けてあげなくちゃ!」と思うよりも

「しっかりして!」と
ついイライラしちゃうんです。




「混乱」するのも仕方がないです。はい。


7.そやけど、これでは、アカン!



そやけどです。



「これではアカン!」ことに、ウチは気づきました。


なので、


この「混乱」をどうやって解消するか?



に、シフトチェンジ(焦点を合わせて)して、いろいろとトライアンドエラーをすることにしました。



何もせず、ただただ「ストレス」をため込むよりも、何かした方がマシだと思ったのです。


(なんだか、カッコいいことを言ってますが、ホンマは死に物狂いでした。)


(ちょっとはマシになりましたが、今もなお、この状況は同じです。はい)




ほんで、ここから、ウチの「再出発」が始まりました。


顔を上げて、向き合うことにしましてん。


(次回に続く)






こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。