「ミーのおばあちゃん」をご紹介します(認知症の母と娘の暮らし)(ターニングポイント その3)

ウチの「ミーのおばあちゃん」をご紹介します!





こんにちは!

今回も、前回の続きとなっております。はい。


1.前回のお話



前回のお話はこうです。



「薬局」から貰って来た「認知症の冊子」が、



これからの
春ちゃんとウチの
「ターニングポイント」になる!


いや、絶対にそうや!
間違いない!

ウチは、確信したでぇ!



と、「声を高々に言っちまった」という話でした。



今、これだけをご覧になって、

ご興味がちょっとでも湧いた方は、どうぞ、どうぞこちらをご覧ください。




2.今回のお話


で、今回は、



「ターニングポイント」になると確信したウチが、


なっ、なっ、なんと!

その「効果」を目の当たりにする!


というお話になります!


うわぁ!
話の内容のハードルを
えらい上げてしもうたけど
大丈夫やろうか?


Person in need
皆さんの期待値を
上げてしまったかもしれへん…

急にドキドキしてきたで!




3.で! どんな効果があったん!?



はい。


ほんまに「劇的な効果」があったのです。



4.でも、その前にプロローグを!




でも、その前に!



「プロローグ」(本筋の展開に先立つ前置き)をお伝えしたいと思います。



というのは、


「効果の内容」をご理解いただくためには、




まずは、皆さんに、

どうしても

ご紹介したい人物がいるからです。



紹介したい人物とは、


ミーのおばあゃん


です。




ちょっと長くなるのですが、辛抱してください・・・・



5.ウチの「ミーのおばあちゃん」をご紹介します!




今から遡る(さかのぼる)こと
数十年前のこと

むかし、むかしあるところに…



「ミーのおばあちゃん」というおばあちゃんがいました。




実は、「ミーのおばあちゃん」とは、ウチのお祖母ちゃんの「姉さま」です。


ちゃんと言うと、ウチの「伯祖母」にあたる人物です。



ちなみに、なんで「ミーのおばあちゃん」なのかと言うと、「ミー」という名前の猫さんを飼っていたからです。



まあ、そういうことやねん。


Cat


6.めっさ、怖いねん!




ところがですね。

この「ミーおばあちゃん」がですね。



そらもう、
めっちゃんこ怖かったんです。



後から聞くところによりますと
親戚中でも、ものすご怖いと
有名だったそうです。




それに、なんかしらんけど、

とくにウチに対しては、めっちゃんこ怖かったです。


(従弟たちが同情するくらいやで)



ちなみに、ウチの「お祖母ちゃん」は、

  • めっちゃんこ優しくて
  • ものすごくおとしやか
  • ものごっつい美人

だったそうです。



残念なことに、ウチが生まれたときにはもう他界してました。そやから、一度も会ったことはないのです。はい。


(似てると、ええなあ?)



7.ほう、で、どんなに怖かったん?




はい!
聞いてくれますか!

話を聞いたら

あまりに怖すぎて、
ほんまにビビりますで!

The person who is complaining



もちろん、「ミーのおばあちゃん」は叩いたりはしません。



ウチは一度も叩かれたことはないです。はい。





そやけどです。

「無言の圧力」ってのですか?


そらもうメガトン級の「圧」をかけてきました。




そいもですよ。

小学生(低学年)子どもにまで、でっせ

容赦なく、ガンを飛ばしてきてました!




※「ガン飛ばす」とは、敵意溢れる目で、相手をにらみつけて、対抗心を弱らせることです。


8.そういや、こんなことあった!




そういや、こんなことがありました。



家族全員で、「ミーのおばあちゃん」に季節のご挨拶に行ったときのことです。



ウチ、その日は何でか知らんけど、



お家に上がらずに、

「ミーのおばあちゃん」の自慢のお庭(そういや畑もあった)に出て、


何かに憑りつかれたように、木の枝で「小さな穴」をいくつも掘りまくっておりましてん。



ごりごり、ごりごり、ごりごり

そらもう必死になって
掘りまくっておりました。


イメージとしては、これに近いです。



(たぶん、ミミズを掘り起こしてたような気がします)





ほしたら、
いつの間にかですよ。


「ミーのおばあちゃん」が、
後ろに立ってたんです。


ウチの背後に!


そいも上から「仁王さま」のように
睨みつけとりました。




なに、しとうのや?

Angry person



ウチ、おっ、おっそろしくて、
その時、ちびってしもうたです。

Scared child




大人になってから、


そやけど、なんで、
あんなに恐ろしかったのだろうか?




と、いろいろと思い返してみました。



すると、何となく原因が見えてきましてん。


たぶん、「ミーのおばあちゃん」の目が怖かったのだろうと思います。



とにかく「目がでかい」人でしたから…。



ただでさえ「目がでかい」のに、


怒ると、さらに


カッ!


と目を見開くもんですから、幼い頃のウチには「おもいっくそ恐ろしい物体」に見えたんだと思います。




ウチは、心の底から「ミーのおばあちゃん」」は「仁王様の化身」やと思てました。


People who are feeling chills




9.真夏の煎茶事件




このように、「ミーのおばあちゃん」に関する「怖かった思い出」はなんぼでもあるのですが・・・。



その中でも!



特に恐ろしい「思い出」があるのです。



ウチが、何度も、何度も夢を見てうなされた「思い出」です。




それは、これです!


真夏の煎茶事件です!





あれは・・・、そう。



真夏の、ものごっつい暑い日でした。




何でかしらんけど、


真夏でも、
いや、真夏だというのに、


「ミーのおばあちゃん」が作ってくれる「お昼ごはん」には、必ず熱い煎茶が出てくるんです。





真夏やで? 信じられへん。


まじ、麦茶でええやん?





あまりにも熱いから、一度だけ、ウチは「ミーのおばあちゃん」に言うたことがあるのです。




ミーのおばあちゃん、
はな、こんな熱いの飲まれへん

麦茶、ないの?




いや、普通に言うやろ?



ほんなら、「ミーのおばあちゃん」な、こんなことを言いましてん。




子供は、口答えせんと飲みなさい!

Angry person


もちろん、

カッ!

は忘れずに、

ものごっつい「圧」をかけてきました。





幼い子を、自分の眼圧で
一刀両断しようとする「魂胆」やね。

えげつない?


そらもう縮み上がりました。




この時の「ミーのおばあちゃん」があまりにも怖すぎて、ほんで怒られたのがショックすぎて、



実は、この時、ウチ(当時7歳)は、




「お腹」を壊してしまったのです。

お腹が、ゴロゴロって言い出しましてん。




10.真夏の悲鳴事件




この話は、さらに、さらに


「真夏の悲鳴事件」

と展開していきます。





実は、

当時、ウチのお父さんがですよ・・・




「ミーのおばあちゃん」のところに行く度に、


次のようなことを言っては、さらにウチを怖がらせてましてん。


これですねん。


あそこのトイレには、お化けが出るねんぞ!

悪い子は、

トイレの下から手が出てきて
連れ去るんやぞ!




てなことです。


そやけど、普通、こんなことを幼子に言う?



こんなん怖すぎるやん?
ウチ怖くて、トイレに行けなくなってん。

Scared child




なぜなら・・・



ウチ(当時7歳)には、トイレから連れ去られる「明確な根拠」があったからです。




ウチ、毎回「ミーのおばあちゃん」のお家に行くたんびに、


両親には、内緒で、


おばあちゃん自慢の「タマサンゴの木」から、実をちぎっては、屋根の上に投げ飛ばして遊んでたのです。


(ハゲにしたこともあります)


このような「悪事」をしてたもんだから、絶対に化け物に連れ去られると思って、


ものごっつい怖くなって、ほんまにトイレに行けんようになってました。





ミーのおばあちゃん家の
トイレなんか

二度と行くかっ!
行ってたまるかっ!




って、心に固く誓いました。


そやのに…ですよ!




さっき「ミーのおばあちゃん」に恫喝(どうかつ:おどして、恐れさせる)されて、



ウチ(当時7歳)は、


お腹を壊してもうたのです。


(「最悪の事態」が発生したわけです。)



「ミーのおばあちゃん」家のトイレなんか、絶対に行きたくないウチ(当時7歳)は



そらもう、あらゆる手をつくしました。


  • 大きな木にお尻を引っ付けたり
  • 両足を力強く交差して、絞ったり
  • 手で、お尻の穴を押さえたり

ほんまに限界ギリギリまで、我慢しました。


けど、万策尽きて、いよいよアカンようになりました。



そやから、そやから、そやからね…



とおっても哀れなウチ(当時7歳)は、


おばあちゃんの自慢の庭木に、こっそりと隠れて「のぐそ(屋外排泄)」を決行することにしました。




そんなん、普通にするやろ?

トイレには、お化けがでるねんで?

ウチ、いたずらばっかりしとうからな…

絶対に、引っ張られるに決まってるやん?

そんなん、できひんわ。

それに、うまいこと隠れてしたら、分からへんと思うてん。



ウチ(当時7歳)なりに、上手に隠れて「のぐそ」してたらですよ・・・





そん、そ、

うぅんなもん!

瞬殺で
すぐにバレましたわ!




お屋敷の中から、ものごっつい「悲鳴」が聞えてきました。



あああ、そうです。

ハッキリと聞えましたとも!



ぎゃ~~~~!

あの子は、

なにしとるんやぁ!



やて、



見てわからんか?
「のぐそ」や!

悪かったな。




ものごっつい「悲鳴」とともに、


烈火のごとく怒った「ミーのおばあちゃん」が、


ウチをめがけて、突進してきました。



イメージとしてはこんな感じ!





めっさ、恐ろしかったで・・・。




春ちゃん(母)も、後からオロオロして走ってきました。


お父さんは、なんや笑ってたような気がします。


11.まあ、怒られた! 怒られたわな!




それからね、


  • お父さん
  • お母さん(春ちゃんね)
  • そして、ウチ


と親子3人全員、土間に並ばされて、


「ミーのおばあちゃん」から、コテンパン(ぼろくそに、徹底的に)に怒られました。






この時「ミーのおばあちゃん」は、

  • なんやかんや
  • どうたらこうたら
  • ほんでももって、ごちゃごちゃ

と言ってたような気がします。


けど、ウチ、わんわん泣いとったから、よう覚えてないのです。


ほんまに、お腹が痛かったもん。仕方がないやん??



弟もね、この時、一緒に「おしっこ」しとったけど、

途中でやめたから、未遂やねん。


そやから、おばあちゃんの「おとがめ」はなしやった。


「うまいこと、やりよった」とウチは思うた。






この出来事ですが、
ウチ、未だにトラウマですねん。

Crying person





あれ!

めっさくそ、話が脱線してしまいました。


People who are impatient





本題に入るための「プロローグ」を、まだお伝えしてません。





えっつ?
この話が「プロローグ」とちゃうの?

Surprised person



はい。ちゃいますねん。



ミーのおばあちゃんと春ちゃんの
「絡み」が
全然伝えられていません。


この後に、本当の
「プロローグ」が続く予定でしてん。

どないしよ???


People who are cold sweating




う~~ん。

また、次回にお話しします。


とういうわけで(次回につづく)




こんなことばっかりで、
ホンマすんません。

また、遊びにいらしてください。
ウチは、めっさ嬉しいです。はい。



Apologizing person




こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。