「嫌がる薬」を飲ます作戦を考えてみたよ・・・（その３）

こんにちは！

前回と同様に、引き続き今日も（はや６日目です）もリアルに悩んでいるウチです…。

ちなみに、前回と前々回のお話はこちらになります。

すでにご存じの方

そんなもう、そんなんどうでもええわ！という方

はスルーくださいますように。

１．前々回のお話

前々回では、春ちゃんが「薬」を飲むのを嫌がり、途方に暮れているウチの状況をお伝えしました。

（ほんまこんな感じですねん）
（リアルに嫌がります）

こんなもん（薬のこと）を飲んだら
病気になるわい！

あほんだら！

２．前回の話

ほんで、前回ですね、

ほんまにびっくりしたんですけど、

ウチが、このブログの記事を書いている

まさにその最中に、

気づいてしまったんです！

春ちゃんが薬を飲まない「本当の原因」らしきものにです。

えっ、やばすぎる

そらもう、思いっくそ気が動転しまして、

その実況をリアルタイムに中継をしました。

（また、えらい大そうな話やけど・・・）

３．ちなみに、気づいた「本当の理由」とはこれですねん！

ちなみに、ウチが気づいた「本当の理由」とはこれです。

春ちゃんが「薬」を飲みたがらない「本当の理由」とは、

「空腹」を我慢できないから

です。

「薬」を飲むタイミングが、ちょうど「空腹時」なので、

食べたい気持ち（食欲）が勝り、「薬」を飲むのが嫌になるのです。

４．で、さてさて今回の話です！

以上のように、春ちゃんが「薬」を飲みたがらない「本当の理由」らしきものに気づいたウチは、

次の「２つ目の課題」に挑むことにしました。

飲みたがらない本当の理由は何？　
具体的に、どういう具合に接したらええの？　
こんなひどい事（またもや暴言）言われて、ウチの気持ちはどうしたらええの？

ちなみに、この３つの課題が突然出てきた「理由」については、こちらをご覧ください。

５．ほんで、いろいろ考えた

ほんでです。

ウチは、どうやったら（どういう具合に接したら）、

春ちゃんが素直に「薬」を飲んでくれるか？

を必死に考えました。

「空腹」から気を反らす方法を
具体的に考えましてん！

そらもう、
無い脳みそをひねくり返して
考えました。

６．ほしたら、こんな作戦が浮かんだよ！

ほしたら、次のような「４つの作戦」が浮かびました。

１．まず、ウチが、冷蔵庫のど真ん前を陣取って「台所の門番」になる！

これは、無言の圧力をかまして、春ちゃんのつまみ食いを阻止する作戦です。

なんや、来るんかい？

つまみ食いはアカンぞ！

２．次に「散歩」などをそれとなく勧めて、春ちゃんの気を反らす！

これは、やり方があざといですが、物理的に春ちゃんを食べ物から遠ざける作戦です。

３．こうなりゃ、奥の手を使って、猫さん達に助けてもらう！

これは、寝ている猫さん達を 必殺「ちゅー○」で起して、春ちゃんにまとわりつかせる作戦です！

４．めったくそ必死に、お手伝いを請う！

これは、悲壮感を全身から醸し出して、春ちゃんの情に訴え、食べ物から気を反らせる作戦です。

めさくさ困っとうねん。

お母さんしか

頼れるもんがおらへんねん。
なあ、助けてなあ！

７．そやけどな、実践したけどな・・・

そやけどです。

そんなもん、

教科書どおりにやってもな、

あきません。

ウチの「やり方」が、下手くそだったのかもしれません（これは否めない）。

そやけど、そもそもですよ。

そんな簡単に「『人間の食欲』が抑えられますかいな！」てな話なのです。

春ちゃんの

「食欲の強さ」は、ものごっついんです。

抑えようとすればするほど、

ますます春ちゃんの食欲からくる「イライラ」はヒートアップして、

どんどん歯止めが効かなくなりました。はい。

ほんまにビビるで！
めさくさ乱暴になるから！

ほんまに、リアルにちゃぶ台を
ひっくり返しよる。

８．それから、悪戦苦闘を重ね・・・

それからというものの

ウチは、日々「モンスター化」していく春ちゃんに挑みつづました。

あんな、６日目やで。

９．これや！という作戦をみつけましたで！

やっと、６日目にしてやっとです。

これや！これや！

という作戦を見つけてやりました（やりましたとも！）。

それは、これですねん！

朝ごはんをめさくさ食べさす！

もうこれしかないでしょう！

まずは、朝から量的に、しっかりと食べてもらうことにしました。

よくよく観察してみるとですね、春ちゃんの朝食（春ちゃんが自分で作る）のメニューは、

バナナ１本
ご飯かパン
サラダか卵料理

なんです。

うん、これは「大食い春ちゃん」にしてみたら、少なすぎるかもしれません。

１０．具体的には、こんなことした！

具体的にはですね。

ウチ、こんなことをしましてん。

前の晩に、こっそりと作った「大盛りの焼きそば」をレンジでチンして、朝食のテーブルに出しました。

朝から、焼きそばでっか？

そうですねん！

まあ、たしかに、朝から「焼きそば」は、ちとやり過ぎ感がありますが、

なんといっても「焼きそば」は、春ちゃんの大好物なので、ウチには「勝算がある」と踏んでました。

テーブルに「でん！」と出したら、

案の定、

ご機嫌にペロリと食べましたわな。

１１．ほんで・・・待ったわな！

そして、ウチは「食後２時間が経過する（※）」のを、じっと息を殺して待ちました。

（※）春ちゃんが服用する「薬」は漢方で、「食後２時間後に服用」という縛りがあるんです。

ほんで！　ただ今

食後２時間後経過しました。

ウチは、さりげなく「薬」を差し出しましたで！

１２．ほしたらね！

ほしたらです。

今、ものごっつい穏やかに

「薬」を飲んどります。

信じられへんけど、これはホンマです。

ウチ、春ちゃんが、もともと「ものごっつい穏やかな性格」やったことを忘れておりました。

コロッと忘れとった
春ちゃんって「穏やか」やった！

ほんまに感動的すぎるで・・・

１３．そやけどです！　念には念を入れよ！

そやけどです。

ここは何と言っても

「念には念を入れよ」です。

日頃から、春ちゃんに、

幾度となくこっぱみじんにされているウチです。

この作戦だけは「不十分すぎる」ことを熟知しとります。

こんなの、すぐに見破られるで！

決まったある（決まっている）

というわけで、いざという時にも対処できるように、あらかじめ「伏線（２番目の作戦）」をはることにしました。

これについては、

次回にお話することにします。

いろいろお伝えしたいのですが、

いかんせん

ウチの自由時間
ウチの能力（キャパがなさ過ぎて、しょぼすぎるねん）

が限られているので、ホンマにごめんなさい。

それでは、

（次回につづく）

こんにちは。

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このブログは、はる（春）ちゃん（母：認知症）とウチ（私）の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

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あのぉ　聞いてください！　その３（認知症の母と娘の暮らし）