春ちゃんがどうしても欲しかったもの(認知症の母と娘の暮らし)

春ちゃんがどうしても欲しかったもの





こんにちは!


今回は、春ちゃんがどうしても欲しかったものについての話になります。



1.毎年、送ってくれるもの






我が家には、この頃(4月下旬から5月初め)になると、親戚から「タケノコ」が送られてきます。



昨今、タケノコといえば「外国産」のものばかりが出回り、なかなか「国産」を手に入れることができません。



そやから、「国産とな! それまた贅沢な!」と、春ちゃんとウチは大喜びです。



早速、お料理して、全部食べちまいました。


(写真を撮るのを忘れていて、ただ今猛省中です)


2.ほんで、お礼を送ることにした



タケノコを思いっきり味わったウチらは、親戚に何かお礼をお送りすることにしました。



いつも、こちらの名産(お野菜とか、果物とか)をお送りしているのですが、



今年は、春ちゃんが、ものごっつい「推す」ものがありました。


3.ほう、それは、なんやの?



はい。これですねん。



「豚まん」です。



ちなみに、兵庫県の神戸には「三大豚まん」があります。

  1. 老祥紀(ろうしょうき)
  2. 一貫楼(いっかんろう)
  3. 四興楼(しこうろう)

この中で、ウチが、三宮で生まれて初めて「買い食い」なるものをしたのが「一貫楼の豚まん」です。



なっ、なつかしすぎる~~~~!


ほぼ、ウチの青春は「一貫楼」に埋め尽くされております。



もちろん、大人になってから「その他の豚まん」を知り、じょじょに開眼していくのですが・・・、


やはり、ウチは「甘い豚まん」の「一貫楼」に戻ってしまうのです。はい。




あっつ、またもや脱線しました。


話を元に戻します。



4.ほんで、しつこい!



ほんでです。

「ぜひ、今回は、豚まんにしなさい!」
「そうしなさい!」

と、めちゃくちゃうるさいのです。



あまりも、春ちゃんがしつこいので、ウチは「一貫楼のホームページ」をのぞくことにしました。



うむ。

実に懐かしい「メニュー」が並んどります。


どれもこれも、ぜ~~~んぶ(新商品を除けば)味を舌が覚えております。はい。



その中で、お得なセット商品(豚まん・餃子・シューマイ)がありました。



これでええのと、ちゃうか?





と、ウチがポチリそうになったら・・・、





5.またもや、首が出てきましてん!



春ちゃんが、パソコンの画面の隣から

にゅ~~っと 首を出していいますねん。



ほんで、こんなことを言いました。



豚まん20個にしとき!





えっつ?
20個っ、てか!
さすがに、多すぎひんか?





ええのや、ええのや
あそこは大家族やから



20個でも
足らへんくらいやで


と言いますねん。



6.魂胆、見えたり!



「単品」を20個よりも、「いろいろな種類」があったほうが喜ばれるのに…なあと不思議に思っていたところ、




春ちゃんの「魂胆」が
見えてきました!




その後に、こんなことを言ったんです。はい。



はな、
20個頼んだついでに、

自宅にも
「5個ぐらい」送っといて!





やって・・・・ 




なんや、

春ちゃんが、


「豚まん」を欲しかったんかいな。



「20個」を頼んだ後やもんな、感覚がマヒして、気が大きくなって「まあ、5個ぐらい…ええかあ?」と思うわな。




えらい、まわりくどいけど、
春ちゃん、賢いやん?




でもな、そうやって「悪知恵」でもええから、


頭を動かしてくれると、ウチは嬉しいんやで。





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