これだけは、絶対に覚えておかなアカンと思ったこと(認知症の母と娘の暮らし)


これだけは、絶対に覚えておかなアカンと思ったこと



こんにちは!


なんやかんやと投稿しているウチですが、今回で87記事目でございます。


そんなにあるの?

Surprised person


と、ビックリされそうですが、実はそうなんです。


Surprised person




ウチも驚いてます。



という訳で(って、どういう訳やねん?)、、、


今回は、このようにいろいろと起きる春ちゃんとの暮らしの中で、



これだけは、

絶対に覚えておかなアカン! 

忘れてたらアカン!


と強く思っていることをお話したいと思います。



1.へえ?どんなことなん?



はい。




実は、ウチ、

「あること」を目撃しちまったのです。




絶対に覚えておかなアカンこと、忘れたらアカンことは、この目撃したことです。



People looking from the wall




それほど、
心にグサッと刺さりました。



2.どっ、どんなこと? 



はい。



ウチが目撃し、ほんで、心に、ものごっついグサッと刺さったこととは、




ものすごく苦悩していた
春ちゃんです。

Person in distress


ベッドに一人腰かけて、うなだれている春ちゃんです。


「お父さん、助けてぇ。」と涙声で、何度も何度もつぶやいていました、、、。


そこには、昼間とは「全く別人」の春ちゃんがいたのです。


3.実は、ものすごく苦悩していた



日々の暮らしの中では、コロコロと笑っている春ちゃんですが、



心の中では、ものごっつい落ち込んでいたのです。




この「春ちゃんの苦悩」は、物忘れがどんどん酷くなり「認知症の疑い」が生じたときからあったんだと思います。



いや、きっとそうです!
違いないです!




今まで、テキパキとこなしていたことが、できなくなってきて


  • あれ、やったかな?
  • これ、なんだっけ?
  • えっ? 忘れている?

People with dementia



といった「不確かなこと(オカシイこと)」がどんどん増えているのですから、仕方がないです。




誰でもパニックに陥ります。

Person in distress

ウチかて、そうなります。



4.痛いほど自覚していた



ウチが、一番、衝撃的だったのは、



春ちゃんは、自分の置かれた「運命」をちゃんと自覚していたことです。



痛いほど、自覚していました。




「お父さん、助けてぇ。」


という春ちゃんの「涙声」の言葉に

自覚した苦しみが、凝縮されていました。




この「春ちゃんの生々しい苦悩」を感じた時、ウチもまた打ちひしがれました。



5.そやからです!



そやからです。


この「目と耳」で、たしかに目撃した


「このこと」だけは、

「春ちゃんが苦悩している事実」だけは、



ウチの生涯をかけて、たとえどんなことが起きても、



絶対に覚えておかなアカン
と思ったのです。

娘として
忘れたらアカン思ったのです。



6.暗号化して、壁に貼っとります!



そして、絶対に忘れないようにするために、



「このこと(事実)」を自分だけが分かる「暗号」に変換して、その「暗号」を書いたメモを壁に貼ってます。




皆さんに、こっそりと見せますね。
これですねん。


A photo of the memo on the wall


ウチにしか分からんへん
「暗号メモ」です。



7.また、自分の心が乱れた時にも・・・




また、このメモを「自分の心が乱れた時」にも利用しています。





つまりです。


春ちゃんとの暮らしの中で、自分の心が乱れる出来事があったとしても、



この「暗号メモ」を見たら、すぐに「正気に戻れる」ようにしています。




これは、

ウチの心を
正常に戻す「装置」でも
あるのです。はい。



A photo of the memo on the wall






こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。