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「お菓子」がな、なくなりますねん…
こんにちは!
今回は、「お菓子」にまつわるお話です。
1.異常に早いんです!
どないしましょう?
ほんまにどないしましょう?
今まで、いろいろな「裏工作」を繰り広げていたウチなんですが、またもや「問題」がぼっ発しました。
めっさ「効き目のある方法」を見つけちゃいましたので、お知らせします!(認知症の母と娘の暮らし)
母の問題行動を抑える画期的な方法を思いつきました。母についてはものすごく効果がありました。なのでご報告します。はい。 いくつになっても「恋心」というものは、えらいもんです。ものごっつい作用(人を動かす効果)があります。
この頃、買ってあった「お菓子」がようなくなりますねん。
ほんで、これまた、なくなる速度が異常に早いんです。
あっという間になくなりますねん。
昨日買ってきたやつがですよ。
朝起きたら、もうあらへんのです。
2.それに、この頃は…
それにです。
以前は、罪悪感からかコソコソ食べていた春ちゃんだったのですが、
この頃はですよ。隠さへんようになりました。
3.さらに、悪い事に…
さらに悪ことに・・・、
あったら、あっただけ食べるようになりました。
つまり、なくなるまで食べるんです…。
春ちゃんの行動をじっと観察していると、
どうやら残っていると、気になって気になって仕方がなくなるようです。
「明日の分として、残して置く」ということには考えが及ばないようです。
4.こんなことを言いますねん
春ちゃんが、あまりにも食べるので、
どうして、そないに食べるの?
とウチ、たずねてみました。
ほんなら、こんなことを言うんです。
そんなん
甘いものが
欲しくなったからやん!
あったり前、やん!
・・・・、
うん。そうやな!
言うてることは全うや…
そうや。そうや。
春ちゃんの言う通りや
・
・
・
・
・
うわ~~~~!
それじゃ、
あっ、あかんのじゃ!
またもや、あやうく
ダマされるところやったで
あかん。あかん。あかん。
このように、春ちゃんの受け答えが、
毎回毎回、スッカスカ
なんです。
トートロジーなんです。
こんな感じで、毎回、受け流されてしまい、春ちゃんのペースに乗せられてしまいます。
5.誰か! 助けてください!
お願いします!
誰か、助けてください!
こんな「スッカスカの沼」から
ウチは出たいの!
6.と、いくら叫んでも…
と、いくら叫んでも、
現実には、誰も助けてくれないので、ウチは必死になって考えました。
7.こうなったら断捨離じゃ!
考えたあげく、次のような解決策にたどり着きました。
こうなったら、
お菓子の「断捨離」じゃ!
これしか、あるめぇ!
8.ほんで「裏工作」を追加じゃ!
ほんで、今現在実行中の「裏工作」に、
さらに、次の
5つの「裏工作」
を加えることにしました。
いわゆる
アップデートすることに
してん!
① まずは、お供え物はなしじゃ!
まずは、仏壇に供えている「お菓子」を
全面廃止にする
ことにしました。
ご先祖様、
ホンマにごめんなさい
仏壇のお供えの「まんじゅう」を備えていたら、春ちゃんが手を伸ばして食べちゃうのです。ほんまにごめんなさい。
② 次に、量を減らすんじゃ!
次に、「お菓子の量」そのものを減らすことにしました。
今まで余分に買っていた「お菓子」を
春ちゃんの食べる分
「1つ」だけ
にしました。
以前にも、買う量を制限したのですが、さらに細かく徹底しました。
春ちゃんの「秘策」?(認知症の母と娘の暮らし)
「お菓子」はいくつになっても魅力的なものです。母にとってはことさら魅力的なものでもあります。なのでいろいろと面白い事も起きます。
春ちゃんが食べたら、そこで「The end」です。
あったら食べるけど、無かったら食べません(というより、食べられません)。
これで、春ちゃんの「完食行為」を封印したりました。
③ その代わり、果物をたくさん買うんじゃ!
お菓子の代わりに、
果物をたくさん買う
ことにしました。
これも以前よりも、内容を充実しました。
- りんご
- みかん
- バナナ
- キウイ
- いちぢく
- スイカ
- ブドウ
- ぶどう
といったものを切らさないようにしました。
春ちゃんには、甘みが欲しくなったら、こういたった果物で補うようにしてもらっています。
今のところは、春ちゃんからの「直訴」はありません。
まっ、まあまあな効果です。
いまのところ安心します。
④ さらに、「美容に悪い」と進言する(脅す)ぞ!
さらにですね。
春ちゃんに次のように進言しました。
「お菓子」は、食いすぎるとな…
美容に悪いんじゃ。
体中に余分が「糖質」が増えるとな、
「糖化」という反応が起きるねんぞ。
ほしたらな、
すぐに
「しわくちゃ婆ちゃん」
なってまうぞ!
ええのか?
ええのか?
ええのか?
ええのかいな?
おい、こら!
それでも、ええのか!
えええええっ!!!!
このように何度も何度も進言(なかば脅し?)するもんだから、
さすがに春ちゃんも、ちょっぴりビビってきているようです。
お菓子の要求が、めっきりと少なくなりました。
⑤ さらに「鏡」も活用したったぞ!
さらに、
「鏡」を鬼利用する
ことにしました。
最近では、春ちゃんが「鏡」を見て「自分の外見」を意識するようになったので、
お菓子を食べたそうにしていたら、
素知らぬ顔で「鏡」をすっと差し出して、
お母さん
果物を食べるようになったから、
最近、シワが減ってきたよね~~~!
なんて、ざあとらしく言って、褒めるようにしています。
わざとらしく言われているのに、まんざらでもない春ちゃんです。
いくつになっても「きれい!」だと言われたいのは、きっと誰でも同じなのです。はい。
というわけで、なかなかいい方向へと相乗効果を発揮してます。
ダイニングテーブルに欠かせないものとは?(認知症の母と娘の暮らし)
我が家のダイニングテーブルには欠かせないものがあります。実はこういった「目的」があるんです。
今のところ、春ちゃんは、美容にええと言われている「みかん類」をせっせと食べてます。
9.最後に、こんなこと思うんです。
最後に、今自分が思っていることを記しておきます。
やっぱり、誰でも「お菓子」がそこにあったら、多少なりとも意識しちゃうと思うんです。
仕方がないです。
でも、「お菓子」が現になかったらですよ、それはそれで過ごせると思うんです。
意識することも、どんどん少なくなると思います。
そうやって、
「お菓子」を食べなくても過ごせる暮らしを続ければ、いずれはその暮らしが普通となります。
普通になれば、別に「お菓子」を食べなくても、充分に楽しく過ごすことはできると思うんです。
たしかに、今「お菓子」への「執着心」が強すぎる春ちゃんにとって、その「執着心」を捨てるのは至難の業です。
でも「お菓子」そのものを忘れたら、「執着心」なんて、いずれは捨てられると思うんです。
そやから、
「お菓子そのもの」を忘れることが
一番や思います。
このまま順調に「お菓子」を断捨離して、「執着心」までも断捨離ができるとええのですけど…
ちなみに、以上のことは、
ウチにとっても、言えることなんです。
さんざ痛い思いをして
やっとたどり着いた「考え方」でも
あります。
あるものへの「執着心」を捨てるには、
自分が今「執着しているそのもの」を忘れるのが、一番てっとり早いと実感しています。
しつこく
思い出すから、意識するから
いつまでたっても、
執着してツラいんです。
このことに気づいたから、
少しでも、
自分が思い出しそうになったら、
少しでも、
自分の意識の上に上がりそうになったら、
徹底的に「そのもの」を切り捨てて、自分の中から排除するようにしてます。
すっかり忘れてしまえば、
もう、思い出すことも、意識することも
なくなります。
平和な日常が戻り、
心穏やかに過ごせます。
ほんまに、このように思うんです。
とある方から、
「人生は、最後まで修行や」
と言われたことがあります。
ほんまにそうです。
自分自身を高めるような、良い「執着心」はいつまでも持ち続けるべきと思います。
でも、自分自身を辱めるような、悪い「執着心」は捨てるに限ると思います。はい。
「簡単に忘れることができない」ことを忘れるのも、また修行やと思うのです。
最後に、偉そうなことを言いました。ごめんなさい。
数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。
このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。
くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。
懲りずに、毎回投稿してます。
よろしかったら、また、遊びにいらしてください。
ウチは、ものごっつい元気が出ます。