口から、心臓が飛び出そうになったこと！
こんにちは！
今回は、「ポケット」にまつわることで、
口から、ウチの心臓が飛び出そうになったというお話です。
なんや！
メインは、「ポケット」の話かいな？
また、タイトルで釣りやがったな？
しょうもなっ、スルーしたろうか
と思われたお方！
ちょっと待たれ～い！
です。
今回は、
ちょっとちゃいます！
ホンマに恐ろしい出来事が、
起こりましてん！
ホンマに、ホンマ！
そやから、もしお時間がおありでしたら、最後までご覧くださいますようにお願いします。
１．実は、春ちゃんは「ポケット」が好き
実は、春ちゃんは「ポケット」がついてある洋服が大好きです。
可愛らしいデザインよりも、何よりも
「ポケット」の有無を重視します。
それも、
「ポケット」の大きいものです。
春ちゃんが常時着用しているエプロンも、もちろん「大きなポケット」つきです。
というわけで、
エプロンは、
ダサいものが多いです。
涙が出るほど、ほんまにダサいです。
そんなんで「お外」に出んといて
と思てまうのです。
「ポケット」のこだわりは尋常じゃないです。
２．でも！ なんで？
なんでやと思います？
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・
・
それはですね、
「大きなポケット」は、何でもかんでも入れられるからです。
春ちゃんの様子を見ていると
手当たり次第に入れとうのちゃうか？
とおののきます。
３．たとえば、ある日の中身
ある日の「ポケット」の中身は
こんな感じでした。
ゴミ
絆創膏
目薬
ゴミ
ゴミ
ポケットティッシュ
ゴミ
なんかのサービス券
ポイントシール
ゴミ
輪ゴム
なんかのネジ
プラスチックの割れたカケラ（ゴミ）
ゴミ
綿棒（ゴミ）
ユーズドつまようじ
ゴミ
まだあるぞ・・・
小さなビニール袋（ゴミ）
飲んだ粉薬の袋
ゴミ
１円玉（これは、ゴミとちゃう）
まだまだあるぞ・・・
アイスクリームのスプーン
ペットボトルの蓋（ゴミ）
ゴミのゴミ（？）
もう、パンパンやねん。
そないに、入れてどないするねん？
の、レベルやで
そやけど、これが、
いろいろと困りますねん。
４．ほう？ 何に困るん？
はい。
洗濯です。
めっちゃ悲惨なことになります。
もちろん、春ちゃんは、
洗濯するときは、「ポケット」の中身の全部を外に出すようにしてます。
これを・・・
たまに、忘れるのです。
ほしたら、これですわ・・・
めっちゃ悲惨なことになります。
そやけど、
こんなんは、まだ序の口です。
これぐらいのことなら、
まあ、笑ってすませます。
なんとかな、多少無理してでも…
そんなもんで済まされないことが起きたのです。
ウチ、ホンマに
笑えんようになって
凍てついきました！
ホンマに
えっ、えげつないこと
でしてん！
５．えっつ！どんなことが起きたん！
はい。
今から、遡ること・・・
今から遡ること、、、、、約１年前のことです。
６．あああっつ！ その日は、ゴミ収集日やった！
ああああっ！
そうそう！
その日は、
ゴミの収集日でした。
ウチは、いつも通り朝早く起きて、
昨夜のうちにまとめておいた「家庭内のゴミ」をゴミステーションに捨てました。
いつも通り、捨てたわな。
ここまでは、よかった（？）
いや、よく考えると
アカンかったのか（？）
まあ、とりあえず、
ウチの気持ちはものすごく穏やかでした。
７．ほう、どんな事件が？
はい。
春ちゃん、えらいもんを捨てやがりました。
ほんまに、あほんだらぁです。
８．何を捨てたん！？
何やと思いますか？
・
・
・
・
・
・
・
これですねん。
補聴器です。
信じられへんことですが、「こんなもん」を捨てましてん。
９．補聴器がない！
ことの経緯は、こうです！
ウチが、ゴミステーションにゴミを捨てて自宅に戻ると、
そこには、朝から「大騒ぎの春ちゃん」がいました。
こんなこと言っとりました。
ここに置いといた補聴器があらへん！
なあ、はな、知らんか？
あんたが、
どっかにやしたんとちゃうか！
おいおい、
またもや「濡れぎぬ」でっか？
また、どっかに置き忘れてるんと
ちゃうの？
ちゃんと探しぃ？
と、最初は「いつも通り、そのうち出てくる」と、ウチはタカをくくってました。
１０．やけど、一向に出てこん
そやけどなんです。
一向に出てこないのです。
どんどん焦りが出てきて、２人の目も血走ってきました。
一体、どっ、どこにやしてん？
１１．ほしたら、突然叫びよった！
ほしたら、突然、叫んだんです。
春ちゃんが！
朝から！
そいも、
「仰天するようなこと」を！
あまりも、
事がたまげすぎて、
思考停止に陥りました。
１２．どっ、どんなこと？
はい。これですねん。
春ちゃん、こんなことを言いました。
あっ！そういや！
ティッシュに包んで、
「ポケット」に
入れたんやった！
あん？
にゃんだと？
たのむ、
ティッシュに包んで
「ポケット」に入れたん
だな！
よし、分かったぞ。
そこまでは、理解したぞ！
ほんで、どないしたん？
えっと…（春ちゃん）
えっと？（ウチ）
えっと…（春ちゃん）
えっと？（ウチ）
はよ、言うてえな！
どないしてん？
ティッシュでくるくると丸めたから、
そのままゴミ箱に、
捨てかもしれへん・・・
なんや、そうなんかいな！
そら、よかった。
ほしたら、
ゴミ箱に、あるがな…。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
あっ、あらへんがな！
あっ、あらへんがな。
うわぁ～～～～～！
そんなんあらへんがな〜〜〜〜！
なんちゅうことや！
ぁんの野郎！
補聴器を
丸めたティッシュの中に入れただと！
それをゴミ箱に、入れただと！
ああっ、心臓が、痛い！
あかんがな～～～～～～～～～～～～～～～！
アホたれ～～～～～～！
今日は、ゴミの収集日じゃ～～～～～！
うわ～～～～～！
あかん、あかん、あか～～～～～ん。
マジで、あかんがな。
そのゴミ箱に入っていた、ゴミは、
ウチがさっき、捨てて来たぞ。
たしかに、さっき、
捨てさしてもろうた、わな！
１３．ウチは、もう目が飛び出た！
いや、もとい、口から心臓が出た！
うわぁ～～～～～～～～～～！
それ１個、うん万円するんやど～～～～！（５万円以上じゃ。諸雑費含めたらもっとじゃ）
あほんだらぁ～～～～～～～～～！
へらへら、笑うんっじゃねえん～～～～～～！
ああっ、心臓が、痛い！
口から心臓が出るほどビックリし、激しく動揺しました。
この時の状況は、あまりに衝撃的すぎて、
あかん。今でも思い出しても、悲しくて涙がでちゃう。
１４．はっつ！収集車の音が！しとう！
はっつ！
収集車の音が！
残酷なことに！
不幸なことは、
さらに追い打ちをかけて
襲ってきました。
激しく動揺しているウチの「耳」に、
ゴミ収集車が到着し作業を開始している「音」が入ってきたのです。
待ってくれ！
そのゴミ袋には、
補聴器（５万円以上する）
がっ！
１５．ほんで、慌てて飛び出したぞ！
ほんで、ウチは、
条件反射のように、つっかけをひっかけて慌てて飛び出しました。
まって＝＝＝！
その中には、春ちゃんの補聴器が・・・・・
あるねん。
そうです。そうですとも
ウチは、つっかけをひっかけて
慌てて、外に飛び出ました。
あかんと分かりつつも…
無駄やとわかりつつも…
そして、必死に走って行きましたとも！
そやけどぉ、そんなん遅すぎる。
すべてが遅すぎるねん・・・・
１６．走り去って、行ったわな
ゴミ収集車は、
ウチを ゴミを出し忘れた「痛い奴」やと思ったか、思ってなかったかは、知らんけど、
必死に走るウチ をバックミラーで見てたか、見てなったかは、知らんけど、
無情にも、ウチをひとり残して、トットと走り去っていきました。
そら仕事やからな、しゃーないわな、
カムバック～～～！
どんなに叫んでも、
どんなに泣いても、
どんなに追いすがっても、
もう、ゴミ収集車は、二度と戻ってきませんでした（めっさ大げさ）。
春ちゃんの補聴器を乗せて、行っちまったのです。
１７．おい、こら！ 春ちゃんよ！
おい、こら！春ちゃんよ！
思い出すのやったら、あきらめがつく時間に思い出してくれ！
なんも、そこにゴミ収集車が来ている時に
思い出さんでもええやん？
時すでに遅しで、もうアカンやろ？
心臓に悪いねん。
そいか、よかったら、
ゴミ出す前に、思い出して欲しいわ。
それがアカンかったら、
ゴミがまだゴミステーションにあるときに、な。
ウチ、恥ずかしいけど
ゴミをもって帰って来るから…
なっ、ほんま、頼むから、これからそうして・・・・
いや、ちゃう。
ちゃう。
ちゃう。
ちゃうんじゃ～～～～！
あほんだらぁ！
根本的なことが、ちゃうぞ！
そもそも、なんでもかんでも「ポケット」になんかに入れたら、あかんのじゃ。
あかんのじゃ！
分かってんの？
ウチは、必死に叫びました。
１８．ほしたら、こんなこと言いよりました
そんなん、無理！
「ポケット」は
お母さんの「秘密基地」やもん。
ドラえもんの「ポケット」やもん。
うっ、うっ
にゃんだとぉ～～～～～！
まだ、この世に及んで、そんなことを言うか＝＝＝＝＝い！
あっ、あほんだらぁ～～～～～！
５万円いや、諸雑費入れたら６万円・・・
か・え・し・て・く・れ・～・。
この後、１週間ほどは、
２人とも「めっさ暗い日々」を過ごしました。
ほとんど「トラウマ」の世界やで
どんなに「どよ～～ん」としていたかは、
皆さまのご想像におまかせます。
ただ一つ、ご報告したい「事実」がございます。
ウチは、なんとストレスで
体重２キロ、増えました。
お母ちゃん、たのむ
お母さんの「ポケット」はドラえもんのやつとちゃうねん。
ポケットを「秘密基地」にしたらアカン。
アカンのやで。
それにな。
ドラえもんって、
あれは「未来型ロボット」やし。
お母さん、いつから「ロボット」になってん。
あほ。
こんにちは。
数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。
このブログは、はる（春）ちゃん（母：認知症）とウチ（私）の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。
くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。
懲りずに、毎回投稿してます。
よろしかったら、また、遊びにいらしてください。
ウチは、ものごっつい元気が出ます。