ボタンの掛け間違いで、痛い目にあったお話(つづき)(認知症の母と娘の暮らし)


ボタンの掛け間違いで、痛い目にあったお話(つづき)



こんにちは!

というより、お久しぶりです。

長い間(1週間)音沙汰なしで本当にすみません。


ちゃんと、ウチ、生きとりました。


実は、ここ数日間、いろいろと「作業」をしてました(このお話は、次回お伝えしたいと思っています)


Sweaty person

いい汗かきました!



さてさて、今回は、前回のお話の続きでございます。



ちなみに、前回のお話はこちらです。

あれから、メンテナンスをしました。

ご興味のある方はご覧くださいますよう…。ウチは、めっちゃ喜びます。はい。





春ちゃんとすったもんだしたあげく、

Sumo



春ちゃんの着替えをすませた後のお話になります。


1.しばらくは、平穏な時間が流れた



春ちゃんは、本当に眠たかったらしく、眠りに落ちてしまいました。


そして、家の中に、やっと静寂が戻りました。



今さっきまでの
けたたましい騒ぎは、なんやったの?
という感じになりました。

Surprised person


春ちゃんが、起きているのと、寝ているのとでは、我が家の「雰囲気」はガラリと変わります。


2.でもな・・・



でもです・・・


恐竜「春アロサウルス」は、目覚めましてん!



ああ、目覚めましたわな。

Allosaurus


ほんで、
こんなこと叫びましてん!


3.どんなこと?



はい、これです…



お尻がスースーする!

スースーして
寝られへんねん!

がおー!

Allosaurus


そいも、ものごっつい大声です。



そりゃ、そうでっしゃろ。



ウチに、洋服を引っ剥がされた後、


春ちゃんは、猛烈にふて腐れてしまって、何も着ずに寝たのですから…




「パンツ一丁」で寝たら、
誰でもお尻がスースーします。

A person who sighs

そんなもん、あったりまえやろ?





さらに、こんなことも言いよりました。


4.どんなこと、言ったの?




はい。
こんなことです。


こんな下着姿にして、

もう、
ハナなんか見たくない。
あっち行って!

dinosaur




まあ、
たしかに、たしかに、
たしかにです。

帰宅して、すぐに
春ちゃんに
着替えを促さなかったウチが悪いです。


猛省したわ・・・ウチ…

People with white eyes



ほんで、考えましてん。



5.へえ、どうな風に考えたん?



はい。こんな風に考えたんです。



これですねん!
張り紙です!


Photo of poster


「必殺、張り紙作戦」です!



ちなみに、ここで言う「必殺、張り紙作戦」とは、

帰宅したら、春ちゃんが直行する「おトイレ」の、それも「否応なしに目が行く壁」にこの「張り紙」を貼り付け、自然と「着替え」を促すという作戦です。



「可愛いもの好き」の春ちゃんの趣味に合うように「桃色(薄いピンク)」にしてみました。



写真では、薄紫色に写ってますが「桃色」なんです。


「桃色」という色は、人の気持ちを優しくさせる効果があるとか、とか、とか、とかと言うので意識しました。




うまくいくといいなあ・・・

Praying person


6.ほんで、恒例の…



ほんで最後に、恒例のバスタイムでの出来事です。



いつものように、春ちゃんが湯舟に浸かってご機嫌になった頃合いをはかって、ウチは尋ねましてん。


People taking a bath



今日は、どうやった?


今日は、面白かった。

楽しかったわ。


そっ、そうなんか?

あんなことあったのに?




へえ?どんなこと?




覚えてないの?




さっぱり、ワカメや!



お母さん、着替えたくないって

駄々こねたやん!




へえ?そうやったあ?

さっぱり、ワカメや!




ほんまに覚えてないの?




うそ、うそ!

ちょっぴり覚えとうよ。




そやけどな…




はな…

お母さんな、




ほんまに、着替えたと思ってん。




はなが、おかしいと本気で思っててん。



今なら、「ちゃう」って分かるんやけどな。






7.どうやらです。



春ちゃん本人は、着替えたと本気で思っていたようです。


悲しいですけど、これが現実なんです。


これからはです。


春ちゃんが、「めっちゃんこオカシイ」ことを言っているときは、



春ちゃん本人は、マジで思っている!

ふざけてない!


ということをも、考えなくちゃいけないのだと思いました。


物忘れと言うものは、ほんまにじわじわとやって来ます。


脳神経外科の先生は、淡々とおっしゃるのですが、


現実は、もっと「複雑怪奇」です。いろいろな事情が込み入ってほんまに「えげつない」です。



物忘れはね、
そこんじょそこらの恐竜よりも
恐ろしいんやで…




物忘れが、なんたるかを
現実に知ったウチはそう思うんです。はい。





こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。