酷暑の夏への備えは大変(認知症の母と娘の暮らし)



酷暑の夏への備えは大変


こんにちは!

とうとう、7月に入りました!

もう逃げられません。猛暑(酷暑)突入です。




これをご覧くださっている方々へ

今年の夏は本当に猛暑(酷暑)らしいです。

どんなに健康な方でも、「熱中症」は身近に潜んでいます。

くれぐれもご体調管理にご注意くださいますよう…
よろしくお願い申し上げます。


1.さあ、我が家も・・・



さあ、我が家も、体調管理には注意をせねばなりませぬ。


何と言っても、春ちゃんがいるからです。



2.室温計を増量した!



というわけで「室温計」を増量しました。


もちろん「デジタル表示(大きな文字)」です。


それも「熱中症のサイン」がついてあるやつです。



3.何でかと言うと!



何でかと言うとです。


この頃の春ちゃんは「皮膚の温度感受性」が鈍くなっているようで、


暑さにめちゃくちゃ鈍感になってきたからです。




この前なんか

しっ、心臓が止まるかと思いましたで!

Surprised person




4.どっ、どないしたん?




聞いたってください!

こんなことがありましてん。



People complaining





梅雨明け宣言のあった、ほんの2.3日前のことです。


まあ言うたら、ついこの間の話です。


ウチは、朝、いつも通りに起きて、

ほんで、1階に降りて、春ちゃんの部屋を開けましてん。



まさに、その時です!



5.もわっつ!



もわっ!もわっ!

もわ~~~~~~!



うっわぁ〜!





春ちゃんの部屋から、これでもか!というくらいに!


もわっつとした「異常な空気」が流れてきたんです。


おそろしいくらいの高温、かつ湿度です。




クーラーは、すでに消えており、

扇風機だけが
カラカラと回っておりました。








なんじゃ~!こりゃ~!

ここは、熱帯雨林か!

アマゾンか!


humid



6.ほんで、室温計を見たら!



ほんで、
室温計を見たらです。



ものごっつい「異常な数値」をはじき出しとりました。



温度29度
湿度80%

です。


これを異常と言わずして、何と言いますかいな!

まぉことに「恐っしいこと」になっとりました。


Surprised person



7.思わず、気絶しそうになった




あっっかん~~~~!

ホンマにあきません!

春ちゃんは大丈夫か!

「熱中症」になってないか?




速攻で、春ちゃんを見たら、


なんとです。



ベッドの上でぐったりとしてました!



(のように見えた…)





このとき、ウチは、ホンマに気絶しそうになりました。



8.春ちゃん! 応答せよ!




おっ、お母さん!
大丈夫?

聞えるっ?

ねえ、お母さん!!




思わず、ウチは「大声」で叫びましたわな。



ほしたら・・・


朝から、何よ?
うるさい?

人がぐっすり寝てるのに!



って言いますねん・・・





えっつ!
こんな高温・・多湿度でか!

さすがにおかしいやろう?

Surprised person



9.うっつ、クーラを消すんじゃねえ!




なんで、クーラーを消したん?
ウチ、つけとったやろう?


昨夜、ウチは就寝する前に、


たしかに、クーラーをつけたはずです。



なぜ?
消えとる?


なんで?
なんで?
ふぉわい?




あまりも不思議なんで、春ちゃんにたずねましてん。


ほしたら、春ちゃん、こんなことを言いました。





なんで?
部屋が冷えたし…

つけっぱなしにすると
寒くなるやん。



お母さんは、

これくらいの温度で、

扇風機が、

ちょうどええのよ




と、ふざけたことを言うのです。


10.何をおっしゃる?




なんで、そないなことを言うねん?




あれほど、


29度で扇風機やて

そら、熱中症になるわ?

この人、アホちゃう?

A person who makes a fool of others


と、春ちゃん「熱中症」の「サンプル事例」を見て、さんざバカにしてたんと違うんですか!




11.どうやら、この頃ね・・・




この頃の春ちゃんを見て、つくづく思うのですが・・・。


春ちゃんは、ものごとを「理解」できても、


具体的な「判断」ができなくなってきているようなのです。


ほんとに悲しいです。



たとえばです。


次のような「ややこしい話」は理解できます。

(100%バッチリなんです)



1.今年の夏は「ダブル高気圧」で酷暑であること



もう40度越えが出てくる

めっちゃくちゃ暑いから
大変なことになる

とか…


2.外気が高温なので、「クーラー」を消すと室温がすぐに上がること


クーラーの性能云々

とか…


3.高温多湿は「熱中症」になる危険性が高いこと


なにも外だけでなく
部屋の中でも
「熱中症」になるから注意しなあかん

とか…




なんなら、他人に説明することだって、できるんです。






でもです。
信じられないことですが!





これが、自分の問題になると、


  1. 今、めちゃくちゃ暑い(外気は40度)
  2. 部屋の温度29度 湿度80%(高温多湿)


だから「エアコン(冷房)」を切ったらアカン



という判断が、一切できません。

(全くできないのです)




他人が「熱中症」になった「状況」を理解できるのに、


春ちゃんは「全く同じ状況下」にいるのに、


自分が「どのようにしたらいいのか」の判断ができません。





ウチは、
思わずアタマを抱えました。

Those who are worried






この前(一昨日)なんか、

春ちゃんです・・・



29度のベタベタの部屋で


扇風機に当たって、

ぼおっーとしてましてん。


ぼおっーとですよ。
ぼおっーと…



ほんで

「扇風機の風が気持ちええ!」

なんて言っとりました。



これは、

さすがにヤバイです。
ほんまにヤバイです。

エグすぎますねん!



ぼおっーとしてますやろ?

これは「意識」が薄れとう

という「証拠」

とちゃいますノン?





クーラーを消すんじゃねえ!

ウチのほうが、
もう発狂しそうです。



12.ウチは、どうすれば・・・?




一体、ウチはどうしたら、
ええのでしょうか?




ウチは、24時間ホームセキュリティーができる「セコ〇」とちゃいますねん




24時間ずっと春ちゃんが「熱中症」にならないように監視するなんざ、不可能です。



このようにウチが頭を抱えて、う~~ん、う~んと苦悩しているときにです。





13.そんなときに「救世主」が現れる!



「神さま」っているもんです。

Savior


なんと、「救世主」があられたんです。


14.それは何?




はい、それは!

クーラーの
「高温防止運転機能」
です。

Air conditioner



なんと、なんと!

気づいちゃったんです!


なんと我が家のエアコンにも「この機能」がついとりました。



あの室温が「高温多湿」になると、


たとえ、運転停止中であっても、


自動(勝手に)で送風や冷房運転をしてくれるという「ありがたい機能」です。



今のエアコンは、ものすごくエライ!

A person doing a guts pose

これをみつけたとき
思わずガッツポーズをとりました!



ほんまに、今のエアコンは賢いです!



ウチは思わず、マジで拝んだもんね!

涙も出たよ…







15.これで、勝手に消させぬぞ!




これで、春ちゃんがクーラーを勝手に消すのを阻止できます。


停止ボタンを押しても消せないもんね。


しらっと「高温防止機能が設定されています!」というアナウンスが流れるだけです。


春ちゃんの感情的な要望も冷徹に打ち返す力があります。


凄すぎるぜ!



それにです。



この機能を設定するのが、ちょっとややこしいのも「最高」です。



  1. まず、メニューを押して
  2. 次に、機能を選択して
  3. さらに、作動・おしらせ・休止を選択する
  4. そして、決定ボタン

を押さなあきません。


たぶん、春ちゃんはそこまでは知らへんと思います。



うっししぃやで!

People hiding and laughing


16.これで、勝ったも同然




というわけで、今年の夏は、勝ったも同然となりました。


(何に勝ったのか…、もう一つ分からへんけど…)



とっ、とりあえず、


もう、昨年みたいに


うっつ、クーラを消すな!
なんで消すねん!

Surprised person



と朝から、「眉間にシワ」を寄せて言わずにすみます。



ほんまに、「眉間のシワ」が減る・・・(これが、ものごっつい嬉しい・・・)



17.そやけど、かえって増えたものも・・・ある




そやけどです。


かえって増えたものも…あります。



それはですね…「小言」です。


ちなみにこんな「小言」です。



1日300円(電気代)をケチるな!


The person who is complaining




熱中症になったほうがエグイのやで(治療代が・・・)


とにかく「水」を飲んでくれ! 





                                                                                                                                                                                              
・ あのね、コーヒーは水分補給にならへんのじゃ!


春ちゃんは「利尿作用」があるコーヒーをやたら飲んでは「水分補給」していると言い張る「とんでもない野郎」なのです。


さあ、とにかく「お風呂に入って」汗かき練習しよう!





という「小言」です。


そやけど、「眉間にシワ」が寄らへんだけ、ほんまにマシです。


ほんまに、「眉間のシワ」が減る・・・(これが、ものごっつい嬉しい・・・)


A woman with wrinkles between her eyebrows



(あくまでもウチの場合ですが)


「眉間にシワ」がよると、ものごっつい「人相」が悪くなるのです。


ほんまに、それだけは、ゴメンですっ。



【最後に】


記事をご覧くださったお方へ

誤字脱字がありましたら、本当にすみません。

気づき次第、訂正いたします。




こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。