PART2-5 双方の幸せについて

認知症と寄り添う上での悩みについて



PART2 【実際の寄り添い方】

  • 実際の寄り添い方について
  • 双方にとっての幸せについて




【双方にとっての幸せ】


今、母の暮らしに、日々、不確かなことがどんどん増えてきています。


最初の頃は、母自身も「不安」を感じていたようですが、この頃では、その「不安」もどんどん深刻さがなくなっているような気もします。


そのうち、「不安」さえも忘れるようになるのかもしれません。



先日もこんなことがございました。


母は、あることでものすごく激怒して、手も付けれないほど興奮してたのですが、


なんと30分後には、母自身、自分が「激怒していた事実」をコロッと忘れてしまったのです。


すごい身の変わり様ですねん。


そんな母の「激変する言動」にイチイチ傷つき、覚えているこちらの方が疲弊している状態です。


これからは、このような現実を踏まえて、双方にとって「何が、一番幸せなのか?」ということについても、探っていきたいと思っています。